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常水の検査

◇ 品質
国土交通大臣及び環境大臣登録水質検査機関として、高い品質で分析を行っております。

◇ 管理
常水に加え、精製水・注射用水、全ての製薬用水試験が可能。供給者管理の手間が省けます。

◇ 実績
主に製薬会社様より、延べ100社を超える監査実績あり

クリタ分析センターが提供する常水分析

品質

水道法の管理体制の元、高い品質で分析を行っております。
国土交通大臣及び環境大臣登録水質検査機関として、項目毎の妥当性確認、外部機関による技能試験への参加を通じて、高い精度と信頼性の維持に取り組んでおります。
常水の検査には、高い精度管理が求められており、採水から検査開始までに時間制限があります。当社では、神奈川県と滋賀県に事業所を設置し、広いエリアに対応できる体制を整えております。

管理・実績

主に製薬会社様など、延べ100社以上の監査実績を有しております。
またバックデータ付きの報告書作成や採水対応などお客様のニーズに沿った提案が可能です。精製水・注射用水などの製薬用水の分析はクリタ分析センターにお任せください。

常水の検査01

試験室

常水の検査02

ガスクロマトグラフ質量分析

常水 水質基準項目と基準値(51項目)

水質基準項目と基準値(51項目)の表を表示
項目基準
1一般細菌1mlの検水で形成される集落数が100以下
2大腸菌検出されないこと
3カドミウム及びその化合物カドミウムの量に関して、0.003mg/L以下
4水銀及びその化合物水銀の量に関して、0.0005mg/L以下
5セレン及びその化合物セレンの量に関して、0.01mg/L以下
6鉛及びその化合物鉛の量に関して、0.01mg/L以下
7ヒ素及びその化合物ヒ素の量に関して、0.01mg/L以下
8六価クロム化合物六価クロムの量に関して、0.02mg/L以下
9亜硝酸態窒素0.04mg/L以下
10シアン化物イオン及び塩化シアンシアンの量に関して、0.01mg/L以下
11硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素10mg/L以下
12フッ素及びその化合物フッ素の量に関して、0.8mg/L以下
13ホウ素及びその化合物ホウ素の量に関して、1.0mg/L以下
14四塩化炭素0.002mg/L以下
151,4-ジオキサン0.05mg/L以下
16シス-1,2-ジクロロエチレン及び
トランス-1,2-ジクロロエチレン
0.04mg/L以下
17ジクロロメタン0.02mg/L以下
18テトラクロロエチレン0.01mg/L以下
19トリクロロエチレン0.01mg/L以下
20ベンゼン0.01mg/L以下
21塩素酸0.6mg/L以下
22クロロ酢酸0.02mg/L以下
23クロロホルム0.06mg/L以下
24ジクロロ酢酸0.03mg/L以下
25ジブロモクロロメタン0.1mg/L以下
26臭素酸0.01mg/L以下
27総トリハロメタン0.1mg/L以下
28トリクロロ酢酸0.03mg/L以下
29ブロモジクロロメタン0.03mg/L以下
30ブロモホルム0.09mg/L以下
31ホルムアルデヒド0.08mg/L以下
32亜鉛及びその化合物亜鉛の量に関して、1.0mg/L以下
33アルミニウム及びその化合物アルミニウムの量に関して、0.2mg/L以下
34鉄及びその化合物鉄の量に関して、0.3mg/L以下
35銅及びその化合物銅の量に関して、1.0mg/L以下
36ナトリウム及びその化合物ナトリウムの量に関して、200mg/L以下
37マンガン及びその化合物マンガンの量に関して、0.05mg/L以下
38塩化物イオン200mg/L以下
39カルシウム、マグネシウム等(硬度)300mg/L以下
40蒸発残留物500mg/L以下
41陰イオン界面活性剤0.2mg/L以下
42ジェオスミン0.00001mg/L以下
432-メチルイソボルネオール0.00001mg/L以下
44非イオン界面活性剤0.02mg/L以下
45フェノール類フェノールの量に換算して、0.005mg/L以下
46有機物(全有機炭素(TOC)の量)3mg/L以下
47pH値5.8以上8.6以下
48異常でないこと
49臭気異常でないこと
50色度5度以下
51濁度2度以下

※井水または工業用水を使用する場合、アンモニウム(0.05mg/L以下)も必要。

〇『常水』とは

常水とは「精製水」や「注射用水」製造用の原水として用いられるほか,原薬中間体の製造や製薬関連設備の予備洗浄にも用いるもの。
規格として水道法第4条に基づく水質基準に適合すること、井水又は工業用水を使用する場合は、上記の基準と併せて日本薬局方のアンモニウム「0.05mg/L 以下」の規格に適合することが求められています。

〇『常水』の管理について

日本薬局方では、製薬用水の品質を恒常的に確保するために、要求される品質の水が供給されることを適切なバリデーションにより検証するとともに、日常的な水質管理によりそれを保証し続けることが重要であると記載されており、医薬品製造工程で使用する水は高度な管理が必要になります。
原水に関する試験はバリデーション計画に組み込まれており、日常モニタリングの一部として継続されていること、及び飲料水基準及び国内規格に適合していることが要求されています。

各工程の水質検査もご相談ください。

厚木事業所

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所在地〒243-0124
神奈川県厚木市森の里若宮7番1号
TEL046-206-1210
滋賀事業所

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